News
お知らせ

19 Sep 2025 導入事例紹介

導入事例:gymnyan-man様【特殊造形】

この記事でインタビューした人

gymnyanmanさんの顔写真
gymnyan-man 様
個人・CADCAM オペレーター / CNC導入:2018年8月

導入前の状況、きっかけ

Q. CNC導入前はどんなものづくりをされていましたか?

A. 3Dプリンターでプラモデルなどを作っていました。積層痕の手触りが悪く材料も限られるためモックアップ止まりで実用レベルのプロダクトは作れていませんでした。

Q. CNCでどのようなものを作っていますか?

A.趣味で木工のお皿やアクセサリーを作っています。最近は企業からの大型特殊造形の依頼もいただけるようになりました。

Q. なぜこの組立キットを選んだのですか?

A. すぐに会社がなくなりそうな中華通販の物は避け、国内メーカーで個人が手を出しやすい価格帯のものを探していたらC-BeamMachineにたどり着きました。導入当時はホームページも今より簡素で情報も少なかったので少し不安でしたがちゃんと届いて一安心しました。

組立について

Q. 組み立てにかかった時間は?

A. 最初のC-BeamMachineは半日作業を二日ほどで組み立てることができました。
大型のArtCNCは自分でアレンジしながら組み立てたので一週間かかりました。

Q. これから導入する人に組み立てアドバイスはありますか

A.3mmの六角レンチに対応した小型の電動ドライバーはあった方がいいです。あとアルミレールの角が鋭利なので手を切らないように気を付けることでしょうか。

加工について

Q. 初めて加工はスムーズにできましたか

A. 最初はルーターの代わりにボールペンを取り付けて練習しました。
マシンを動かすこと自体は思っていたより簡単でしたが、加工の動きをこだわるためにデータを調整するのにしばらく試行錯誤しました。

Q. よく使うソフト、材料、工具などがあれば教えてください

A. CAMはAutodesk Fusionで、材料は練習用にホームセンターのパイン集積材をよく使っています。
エンドミルはシャンク径6mmの刃数が少ないもの、固定はざらざらした木材を留めれる厚手の両面テープを使用しています。

Q. 自身で改造したり新たに導入したものがあれば教えてください

A. BBSに写真を投稿していたらストアの割引クーポンがもらえたので、レールやモーターを追加して構造を大幅に改造しました。
ArtCNCも高さのある加工をするためにZ軸周りを拡張しています。最近は自作の回転軸を追加して四軸加工をしたり、プラズマカッターに改造して鉄板を切れるようにしています。まだまだ開発中ですが制御基板をDuet3にしてからマシンの応用の幅が広がりマシン改造自体が趣味になりつつあります。